コロナ禍のいまこそ求められる“こころの健康に必要な栄養素”とは何か。「こころに効く精神栄養学」(女子栄養大学出版部)の著者で帝京大学医学部精神神経科学講座主任教授、国立精神・神経医療研究センター名誉所員の功刀(くぬぎ)浩氏に聞いた。

からだとこころに効くポジティブフード
からだとこころに効くポジティブフード

連載一覧

(40)キウイ摂取でネガディブにならず、ポジティブ維持

(39)しっかりした食事がアスリートにとって好循環生む

(38)多くのアスリートが食トレでコンディショニング

(37)食事バランスの目安は“さあ、にぎやかにいただく”

(36)“さあ、にぎやかにいただく”食トレで元気な体を

(35)高カロリーの食事や多量飲酒は酸化ストレス高める

(34)紫外線浴びすぎると「酸化ストレス」つながる

(33)酸化ストレスのコントロールに重要な「抗酸化力」

(32)体コンディショニングに重要な“酸化ストレス”制御

(31)アスリートでなくても「コンディション」に注意を

(30)コロナ禍巣ごもりストレスなどで「悪い変化」78%

(29)“手本”にしたい「原始人」の負い目を感じない生活

(28)うつ病リスク下げる地中海式食事 注意も必要

(27)メンタルヘルスに貢献、ビタミンC意識的に摂取を

(26)こころの病には栄養学的な問題が 偏食から悪循環に

(25)互いに影響し合う「ストレス」と「腸内細菌」の関係

(24)“腸脳相関”こころとおなかは互いに影響

(23)緑茶うま味成分テアニンの向精神作用に注目

(22)トリプトファン摂取には牛乳や肉、魚、ナッツ、卵を

(21)脳内物質「トリプトファン」の不足に注意

(20)「葉酸がうつ病の治療や予防に有効」研究で明らかに

(19)男性機能にもかかわる亜鉛 肉、魚、卵などで摂取

(18)魚油にうつ病リスク下げる働き報告、週3度魚料理を

(17)うつ病にかかわる「ビタミンC」「鉄」「亜鉛」

(16)骨や歯つくるビタミンD欠乏はうつ病リスクも高める

(15)体動かせばBDNF増加、抗うつ薬と同じ働き

(14)うつ病治療に重要な神経栄養因子、海馬との関連性

(13)うつ病に効果的、おすすめは食後のウオーキング

(12)「運動」でうつ症状軽減、抗うつ薬と同効果の研究も

(11)慢性的ストレスで肥満に!ストレス誘発性摂食に警鐘

(10)糖尿病とうつ病には共通のメカニズムが

(9)朝食で時計遺伝子リセット、好循環生みうつ病予防に

(8)栄養に注意!肥満とうつ病のリスクに双方向性の関係

(7)朝食を食べない人はうつ病にかかるリスク高い

(6)従来は自然に摂取できていた栄養素が不足がちに

(5)うつ病サイン早めにキャッチ 簡単なテストも目安に

(4)コロナ禍の不安が“隠れストレス”を助長

(3)従来の生活習慣病に加え“うつ病”の対策も急務に

(2)精神栄養学、こころの病に日々の食事も大いに関係

(1)こころの健康に「精神栄養学」に基づいた食生活を