日刊スポーツでは大型連載「監督」をスタートしました。日本プロ野球界をけん引した名将たちは何を求め、何を考え、どう生きたのか。
連載「監督」一覧
<第9弾 川上哲治氏>
(1)V9巨人率いた名将、常勝の源流はメジャー初観戦 正力松太郎の大号令心の支え
(2)米国で目の当たりにした「監督の権限」 すでに意識していた指導者の役割
(3)個人からチーム…監督就任1年目、巨人に導入「ドジャースの戦法」でチーム作り
(4)王&長嶋が激しくチャージで前に…ベロビーチで習得「守りで攻める」発想
(7)牧野茂を参謀に抜擢した理由 コーチの外部招聘狙った川上の才覚
(8)毎年正月、自宅に張り出した書き初め…王や長嶋が仰ぎ見た直筆スローガン
(11)厳しい座禅修行で生き方問い直す 自宅のトイレで培った“平常心”
(12)正力社長から大敗での投手采配で一喝「2度やったら、この次はクビだ!」
(13)スランプは「春の坂道のようなもの」窮してからふーっと…規格外の発想
(14)傲慢な考えから変心した川上が長嶋、王らに説いた「報恩感謝」
<第8弾 仰木彬氏>
(1)究極の“仰木マジック”2種類のメンバー表 梨田昌孝氏が明かす秘話
(2)“仰木マジック”の源流は「三原魔術」だった 常に傍らにいた中西太氏が述懐
(3)「三振はいい」言い聞かせ、中西太コーチと育てたブライアント
(4)内野守備コーチなのに配球指示「自分でやったことにしておけ」
(5)「管理」はしないが非情な采配「サインミスには厳しかった」
(7)「お前たちも監督と戦うんだ」監督とコーチの緊迫感が強さ生む
(8 )割れた第4戦先発 小野か池上か「ロッテの方が強い」発言の裏で阿波野に異変
(9)山田久志投手コーチ、プロ新記録19K「野田浩司」の続投進言も
<第7弾 吉田義男氏>
(1)“虎のビッグボス”はフランス野球の父であり、日本サッカーの父だった
(2)フランスを1つにした野球版クラマー 川淵三郎氏が振り返る
(3)84年「阪神またお家騒動」安藤統男監督が突然の翻意 続投から一転辞任会見
(5)電鉄と球団の二股交渉で大失敗 西本幸雄に監督就任断られる
(6)阪神電鉄本社社長・久万のターゲットは吉田…岡山でこっそり下車、極秘会談
(11)ひもじかった少年時代 ヨシオとブタ革グラブとサッカリン
(12)「衣笠もいたが京都といえば吉田ですわ」山城高後輩語る
(13)大学1年で中退、タイガース入り 契約金50万円、月給3万円
(14)いの一番に指名したのは懐刀の一枝修平 コーチとは一蓮托生
(16)土井淳ヘッドコーチ招へい、第2次政権に「三原マジック」導入
(21)「アメリカかぶれ」がMLBで生チェック 新外国人投手ゲイル獲得
(22)真弓明信がコンバートに付けた「条件」 左膝もう限界…外野で優勝に貢献
(23)復帰指令「岡田は本来セカンド」 本人の思いとピッタシ
(28)バックスクリーン3連発より「大きかった」中西清起の投入成功
(30)ゲイルと「すぐに契約してくれ」 弱点「投」支えた助っ人
(31)優勝争いの裏で重ねた取締役との密会 共通の“F”から作成されたスローガン
(34)午前0時20分の緊急記者会見 墜落した日航123便に中埜肇球団社長
(35)選手だけの緊急決起集会「岡田のリーダーシップには助けられました」
(36)最後まで優勝とは言わなかった 勝負はげたを履くまでわからない
(37)「守りで攻める」こだわり浸透 甲子園が内野手を育てる
(40)妥協許さずたどり着いた日本一 伝統球団阪神で1人だけ
<第6弾 三原脩氏>
(6)日本シリーズは2、4、6戦が鍵 56年三原魔術で巨人破る
(7)58年日本S第4戦「できるじゃないか」中止に巨人水原抗議
(10)信頼関係で結ばれていた稲尾和久の酷使「間違っていない」
(11)人を見極め、組織を動かし 6年連続最下位の大洋率い初V
(14)「野球は常に生きている」仰木氏に継承された“三原魔術”
<第5弾 西本幸雄氏>
(1)67年阪急初優勝は前代未聞“事件”監督信任投票から生まれた
(5)「おれが加藤を1軍で面倒みる」2年目の若手を引き取る宣言
(6)ゴロ転がす打撃練習する福本に「何やっとんじゃやめてまえ」
(7)「山田のためにと思われる投手になれ」エースの系譜受け継ぐ
<第4弾 広岡達朗氏>
(2)シーズン中も“氣”を注入、へそに「一流と超一流の分かれ道」
(3)「麻」吉田義男と並び、「絹」のように華麗な守備の名遊撃
(4)チーム凍り付いた川上との確執「あんな球捕ってもらえないと」
(5)根気強く続ければ人は必ず育つ 選手に気づかされ教えられた
(7)巨人アレルギー闘争本能で一掃 V9捕手の森コーチと共に
(9)1カ月“干して”エース松岡掌握 体質変えるため柱の尻叩く
(10)「どうせビリのチームや。潔くパンクせい!」猛練習でV奪取